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灰の測定結果


灰の測定結果

賠償してもらえたら小さき花の運営費なるのになぁ。

山火事のことを書いたので実際のここ最近の灰の測定データをアップします。

宮城県では2011、 12年はストーブの灰は屋根をかけて雨がかからないようにした薪でもセシウムが10,000B q/kgをざらに超えた、もちろんうちの薪もプルームとして狭い隙間まで入り込んだのだ。特に高かった灰は、田舎のおばあちゃんたちが、風呂釜の灰、焚きつけとして細い枝をいっぱい使ったからだ。放射性プルームは、飛んできて、木の皮や枝、葉っぱなどに付着した。つまり太い木より細い枝、特に杉などの葉は、フィルターのようなもので、表面積が多いのでより多くの放射性物質をくっつけた。また薪の樹種によっても変わってきた、重さと、プルームがついた樹皮表面積なので密度が濃い、重い雑木より杉、杉より中が空洞の竹の方がキロ当たりのセシウム濃度が高くなる傾向がある。現在でも薪の灰から2000B q/kg近くのセシウム137のセシウムが検出される。震災当時はセシウム134を含めれば半減期を考えると4000B q/kg近くあったと言う結果になる。持続可能な無限な森林エネルギーをと言うことで、ほとんど薪や自家製の炭を使って生活していた。山で生きる私達の生活は、生きるか死ぬかの問題、電気炬燵を買って灯油ストーブを買って、灯油の風呂釜を買って氷点下の家の中ぷるぷると震え生活した。東電からは補償ももらえず弁護士からはそれくらいの値段だったら裁判やらない方がいいです。誰かうちの30ヘクタールの山の立木や薪、ホダ木、現在でも販売することができないキノコや山菜の保証のことできる人いないかな?そうすれば小さ花放射能測定室の運営費になるのになぁ、現在も2010、11年に伐採した薪が山のよう積み重ねられている。はー、ため息が出るばかり。

(注意)

ここにアップされたデータは2017年以後のゲルマニウム半導体測定器のデータのみです。2011年12年は福島由来のセシウムがどこまで飛んだか調べたく広範囲で結構な数、灰の測定を行った。灰の測定結果もほとんどFNF401機のデータに残っている。早く開示できるようにしたい。

 

灰のセシウム137と134合算Bq/kgで

宮城県名取市 1935

千葉県いずみ市 181

山形県尾花沢市 1266

宮城県白石市  1111

山形県村山市ピザ窯 522

岡山県岡山市137のみ 2.74

宮城県蔵王町  1815

埼玉県 肥料 8.89

他の核種はグラフで