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アカヤマドリタケ生

きのこ情報
アカヤマドリタケ
セシウム13 4.137合算
215.77ベクレル
要注意

自分なりになぜ6年経っても、きのこの放射線量が下がらないか、自分なりに推測していました。
1、針葉樹、常緑樹の林においては
原発事故当時、セシウムが葉や枝に付着し、
葉や枝が落ち分解するまでにタイムラグがある。
2、きのこが濃縮したセシウムをきのこが再吸収することにより、循環が起こっている。

まんざらはずれているわけでもなかったように思います。
松村、吉田キノコと放射性セシウム、の中で
なぜ砂質土壌なのに表層にセシウムが蓄積しているのだろうと言う件は、松林だからと言うこともあるのではないでしょうか?

小さき花では直接市民に関係のあるデータと考え、可食きのこのみを測定しております。
福島は原発事故により大地を消失しましたが、きのこ問題に関しては、地域の文化を喪失したことが悔しくてなりません。
はじめは数年間キノコが食べれないと思っていましたが、今となっては、あの猪鼻(香茸)ご飯は本当に美味しいんだよ、ヤマドリタケはゆでると、ささみのような感じで、わさびじょうゆが最高だよと、言葉でしか説明できません。子供たちはもうきのこの味を知らないのです。

東北大
宮城県内自生きのこの放射性汚染の動向
補足が必要と思われる。

① 2012年に上昇その後横ばい

宮城県の針葉樹の下のコウタケのセシウムは
2011年から2016年にかけて3倍に増加、
2016年においても前年より増加している。
針葉樹、常緑樹の林においては
原発事故当時、セシウムが葉や枝に付着し、
葉や枝が落ち分解するまでにタイムラグがある。

②クリタケの放射能、空間線量率が高い場所は汚染も高い(キノコの)

大きく分類すればそうかもしれないが
きのこの放射線は同じ種でも生育環境、植生によって変化してくる。
2011年3月は落葉樹の林葉が落ちている
それに対し、針葉樹、常緑樹の林は葉があるためブルームが付着し、セシウム総量としては落葉樹の林より多くなる。
したがって地図の空間線量の図のようにはならず、コシアブラ、たらの芽、きのこ、たけのこ
など全てにおいて落葉樹の林よりセシウムが高く注意が必要、

小さき花 石森